診療技術部のご紹介
我々診療技術部は、地域の方々からの満足・信頼・安心を得られるよう、患者さまにとって最善の医療サービスの提供に努めています。その目標に向かい、それぞれの専門分野で医療技術の向上を図りながら、職種を超えた体制で患者さまの情報共有を行い、医師・看護師等と協働しチーム医療を推進しています。
放射線科
基本方針
- 私たち診療放射線技師は、患者さまとのコミュニケーションを大切にします。
- チーム医療における専門性を高め、多くの知識と技術を身につけるよう努めます。
- 可能なかぎり、少ない放射線量で最適な医療画像を提供できるよう努めます。
当院放射線科では現在6名の診療放射線技師が業務に従事しており、365日・24時間体制で時間外診療および救急患者さまの検査に対応しています。
デジタルX線やCTなどの高度医療機器を用い、診断するために必要な画像を提供することに努めております。
当院はフィルムレス運用をおこなっております。
各種装置で撮影された画像が画像サーバへ送られ、診察室の画像表示端末とネットワーク接続されており、診察室のモニターにて画像をすぐに見ることができます。
また必要に応じて可搬記録媒体であるCDやDVD・フィルムでの画像出力も可能です。
放射線科で行うおもな検査
一般撮影(レントゲン写真)
一般撮影とは、放射線を使用した検査で最も一般的な検査です。
各部位に応じた色々な撮影法を用いて撮影をします。
上部消化管造影
上部消化管造影とはいわゆる「バリウム検査」です。 食道、胃、十二指腸は、筋肉を中心とした柔らかい組織でできているため、X線が透過してしまい、腹部単 純X線検査(レントゲン)では写りません。 そこで、X線の透過しないバリウムを食道、胃、十二指腸の壁に塗って撮影します。
下部消化管造影
上部消化管造影と同じく「バリウム検査」にて行います。
大腸の形態、粘膜の病変、他器官の病変による圧迫、通過障害などを診断します。
その他各種造影検査
外科領域ではPTCD(経皮経肝胆管ドレナージ)やERCP(内視鏡的逆行性胆道膵管造影)などの胆道造影、整形外科領域では神経根造影・脊髄腔造影などの検査を行っています。
CT検査(コンピュータ断層画像)
コンピュータ断層撮影(CT)は、体の周りにX線を回転させながら照射することで、輪切りの断面写真を撮ることができます。短時間で広範囲の細かいスライス画像が撮影可能です。
術中透視
手術室で身体の内部をリアルタイムに確認可能です。主に整形外科の股関節骨折などの手術などに使用しています。
ポ-タブル撮影
重症や手術後もしくは感染症等で一般撮影室まで写真を撮りに行くことができない人のために、ポータブル装置を用いて病室や手術室での写真撮影を行います。
機器紹介
一般撮影装置:HITACHI製 【Radnext32】
FUJIFILMメディカル製 【FCR CAPSULA-2 (画像処理装置)】
FUJIFILMメディカル製 【DRYPIX Plus(レーザープリンター)】




CT装置:HITACHI製 【ECLOS(16列 MDCT)】
根本杏林堂製 オートエンハンス A-60(インジェクター)
AZE バーチャルプレイス(3Dワークステーション)



X線TV装置:TOSHIBA Raffine(FPD)



外科用イメージ:HITACHI製
移動型X線装置:HITACHI製 【Sirius Ubiquitas】
リハビリテーション科

当院リハビリテーション科では理学療法士・作業療法士・柔道整復師が業務に従事しています。
急性外傷処置や・外来や入院患者さまへの運動器リハビリテーションを行っております。
理念
患者さまの立場になり日常生活おける動作改善をし、生活の質を高められるよう質の高い治療を実施いたします。
基本方針
- 明るい雰囲気、しっかりとした接遇で相談しやすい環境をつくり対応していきます。
- 外来リハビリテーションスタッフが一丸となって患者さまの症状改善に貢献いたします。
- 医師と連携し患者さまの社会復帰、生活復帰に貢献します。
- 常に技術、知識の向上意識を持って治療の質を高めていくことを目指します。
臨床検査科
当院臨床検査科では検体検査および生理機能検査を行っております。
検体検査:血液検査・尿検査・便検査・血清検査など
生理機能検査:心電図・ホルター心電図・肺機能・聴力・超音波(エコー)検査など
救急の迅速検査も対応しております。
チーム医療の一員として、常に精度の高い臨床検査を迅速かつ正確に検査情報を提供できるよう努めております。
薬剤科
薬剤科では、医薬品の安全使用に関連する業務を全面で支えることを目的としており、医薬品の供給・調剤、患者さまの薬学的ケアを中心に業務を行っております。
薬品の供給・調剤
入院患者さまに処方されるお薬とこれまで服用されていたお薬の飲み合わせを確認しています。 また、各患者さまの状態に合わせ調剤(分包・粉砕)を行っております。
チーム医療の一員として入院時に患者さまのご持参薬の管理から御退院のお薬がお手元に届くまで、迅速・安全・正確な処方計画ができるよう、院内スタッフへの情報提供を行っております。また患者さまへお薬の適正使用に必要な情報を提供し、服薬支援を行っております。
お薬の事で御不明な点がございましたら、どうぞお気軽にお声掛け下さい。
栄養科
当院栄養科では、
- ①
- チーム医療の一端を担う者として、入院患者様の症状や栄養状態に合わせた食事を提供する事で、早期回復・合併症の予防を目的とし、患者さまをサポートしています。
- ②
- 入院や外来の患者様を対象とした個別栄養指導や、患者さまの栄養管理に取り組んでいます。
- ③
- 地域の診療所・クリニックさまと連携し、個別栄養指導を行っています。
当院では、治療効果を高めるために医師から食事指導が必要と診断された方、日々の食事や退院後の食事に不安や疑問のある方へ医師の指示により、各疾病に関するお食事の話を個別に行っています。
管理栄養士は、患者さまのご要望に合わせてお話が出来るように心掛けております。病気の治療のために、何度でも聞いて不安や疑問を解消しましょう。
食事についてご不明な点がございましたら、医師・看護師にお声かけ下さい。
予約が入っていなければ、当日お話させて頂きます。
生活習慣病治療には、食事療法を正しく理解し継続する必要があります。病気の知識を習得し、食事療法の必要性を理解し取り組むことで長く継続することができます。
行事食(入院食)
花まつり

クリスマス

※食器類は当院の食器にてご提供いたしますので、写真とは異なります。